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工務店の「在庫資金」調達
@創業期
SERVICE


見込み客との接点増える。
それが嬉しい在庫獲得

建設業での創業,おめでとうございます。
営業、現場監督、管理者。色んな背景・経験を基に創業されたかと思います。これからのご活躍を心から祈願いたします。

さて、早速本題ですが
モデルハウス、分譲、買い取り再販用在庫、土地など。在庫に早く触りたいですよね。
在庫を持つことで、工務店経営で一番大事な見込み客との接点は増えることが嬉しいのでは、と思います。

ところが・・・そんな期待とは裏腹に、創業期での在庫資金調達は困難です。

公庫も、そして銀行・信金も
必ず言うこと

 在庫資金を創業期に申し込むと、概ねこういう回答が銀行等から返ってきます。
申し込んだその場でこういう返答(審査にも進まない)で、「あしらわれた」感を感じることもあるかもしれません。

公庫は元より
建設業の在庫資金に向かない

 創業時に多くの方が日本政策金融公庫で創業資金を調達されたことでしょう。
その流れで「不動産在庫資金も公庫」と目が行くと思うのですが、公庫は不動産在庫資金調達には向きません。

 不動産在庫資金の調達では、工務店の体力がつき十分な信用を得るまで、基本的に融資実行時に不動産に抵当権が設定されます。
これを売却時に融資返済と同時に抵当権を抹消するのですが、こうした短期間での抵当権設定・解除の手続きを伴う融資は公庫がほとんどやらない領域です。
銀行・信金の得意分野です。

そうした事情があって、公庫での不動産在庫融資は、創業期には(その後も)望めない、と理解頂いて間違いありません。   

銀行・信金はどう?

 次に選択肢に上がる銀行・信金。でも

そんな浅いおつきあいの方の方が多いのではないでしょうか?

まずは関係作りから

 いきなり支店の融資コーナーに行っても、話しは聞いてくれますが、上述通り、「1期目の決算が終わってから」で帰されることがほとんどでしょう。
それでは関係を作った内に入らない。

 少しでもこちらに真摯に向き合ってもらう関係作りのこつは「成功している同じ地域の先輩に銀行担当者を紹介してもらう」のが一番だと思います。
「この人に紹介されたらむげにはできない。」そう銀行担当者に思わせている先輩の1人や2人と関係を作っておくことは、工務店の品質には関係なのだけど、「こんな人いない?」が今後多く出てくる工務店経営の中で、人脈対策で大きな意味でが出てくると思います。    

来期以降の布石

それでも1期目決算書が出てこないうちの在庫資金はほとんど難しいでしょう。
その理由は

違う登場人物が出てきましたね(苦笑)。
「保証協会とは」は長くなるので読者の検索に委ねますが、特に創業期は銀行は「保証協会が保証してくれるなら融資を出す」のが基本姿勢かと思います。

その保証協会がやっぱり「1期目の決算を見ないと」と言ってきます。私のお客様で1年目に売上3億(かなり稀ですよね)達成した工務店でも、この信用保証協会の壁は崩せませんでした。

銀行担当者が初見の工務店を冷たくあしらう(銀行員はそんな風に対応していませんが、こちら側がそう感じてしまう)のも、銀行担当者がこの保証協会の壁が厚いことをよく知っているからという背景があります。

公庫もダメ、銀行も保証協会が保証しないと出せない。
つまり、1期目での在庫資金は難しい。
「だから布石を打って2期目につなぎましょう」ということがこのページで一番伝えたいことです。

変な節税はしない!
利益を確保して1期目の
決算を終えたい

 2期目への布石。
1つは前述通り、先輩から紹介された銀行担当者と関係を作っておくことです。

もう1つ重要なのは、1期目の決算の中身です。できれば黒字を確保したい。
1期目から黒字が確保できれば、その後の世界はなかなか明るい

でも1期目で、初期投資も多く、黒字が確保できなかったら?その時はこうバックアップしましょう 。     

 2期目以降の飛躍を紙で表現すること、それを決算書と一緒に提出すること、で可能性がグンと高まります。
1期目に関係を作った銀行担当者とここで一挙に距離を縮める時です。

赤字でしたけど2期目は頑張ります、の言葉だけでは弱い

 紙で作る意味は、その先にある保証協会にアピールするためです。どんなにうまく口頭で銀行担当者に伝えても、その熱をそのまま保証協会に伝えるのは至難。
担当者の先に伝わるように」。
だから紙です

変な節税はしない  

もう1つ、創業からしばらくの間はご理解して欲しいと思うことがあります。

創業以降、わからないこと多くある中で色んな方に教えを頂くと思うのですが、1つだけ「それは真似してはいけない」ことがあります。それは

サラリーマン時代には自腹を切っていた経費が事業経費で落とせることがある。それはリスクをとって創業された方の特権。
それはそれで楽しいんで欲しい。

でも、往々にして先輩方の言う武勇伝と「税金払うなんてもったいない」の言葉の実践は「創業まだ浅い工務店ではやりすぎ早すぎ」です。
そうした「一歩先に行っている方々」と同じ高さになってからいいと思うのです。
それよりも

ご自身が食べていく基盤をしっかりと作りたいなら、工務店を成長させていきたいなら、先輩達の武勇伝の実行はもうちょっと我慢してください。
銀行には「節税したから利益が薄い」なんてことは全く伝わりません。紙上の数字でそのまま評価されます。

税金を払わないと成長できない。
税金払わないと銀行に評価されない。
事業を展開するお金がついてこない。


そう知らないで無理な節税して、銀行の評価を落としている創業者って、いっぱいいるんです。
「節税はしないと悪」だって、そう思うのはまだ早い。

(参考)残り1割の例外

「9割方難しい」とお伝えした残り1割の話しをご参考程度に。

創業期でも銀行から在庫資金を獲得した事例。それは
「保証協会はやっぱり×だった」が
「銀行がプロパー(※)でやってくれた」
ことで獲得ができました。

※プロパー 保証協会の保証をつけず、銀行がリスクを
100%取って出す融資


営業能力に優れ、1期目から売上3億円超を達成できた工務店。それでも保証協会は「1期目見てから」。そこを

でどうにか、取り付けました。
申込みから、説明・資料用意〜OKが出るまで、ものすごいパワーを使いました。
この工務店、何としても成長に加速をつけてあげたい」その一心でした。

     

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